第5回銀蛇自警団 活動報告

銀蛇自警団 団員諸君!

新年会で元気な顔を見せてくれた諸君!そして都合により欠席した団員諸君にとっても、今年が良い年になるよう、心よりお祈り申し上げる。
統治者不在のブリタニアでは、相変わらず各地で憂うべき事態が多発している。今年も8徳のもと真相の究明を行い、市民の安全を確保するべく活動する我が銀蛇自警団が、ブリタニアにとって必要不可欠な存在となることは間違いない。

さて、今回も諸連絡事項から始めよう。

先ほども言った通りブリタニアを浸食し始めた不穏な空気に、町の人々も自らの思いを日記や帳簿の端に吐露することがあるようだ。彼らは鍛冶屋であり、パン屋であり、恋人同士であったりする。各地を訪れた際には彼らを訪ね、気付かれぬよう部屋の中を探してみるといい。青い背表紙の日記を読めば、彼らをより身近に感じられることだろう。

さあ!前置きはここまでだ。

今回回収レポート: 59冊

新年会の酔いも醒めやらぬ内に、ブリタニア各地で建物が一斉に腐り落ちるという奇怪な事件が発生し、団員諸君も東奔西走していたと見える。また、今回の定例会は新年会という性質上、レポートの提出が不要だと考えたという団員もいたようだ。
– もうダメ?遅い??ウエーン・・・でも、一応書いちゃう!ダメ元で・・・(Rachel団員)

私の連絡の不徹底もあるので、今回に限り提出期限を今週末まで延長する。それにしてもレポートの完成度は相変わらず高く、私は本当に諸君のことを誇りに思う。

・ドレスコードの導入
今回は新年会を催した後にユー監獄へ謎の女性、Carla Desrynを訪ねるという強行軍にもかかわらず、ほとんどの者が快く私の調査に同行してくれた。また、忙しい合間をぬって日を改めてユーまで調査に向かってくれた諸君にも厚くお礼を申し上げたい。
まず新年会であるが、新しい試みとして今回は「新年に相応しい装い」というドレスコードを設けた。私の心配をよそに皆思い思いの気合いの入ったファッションで来場してくれたようだ。以下、諸君のレポートからもその意気込みが感じられようと言うものである。
– 告知を聞いて、私はすぐに禅都へと向かった。トクノの伝統衣装こそ、今回の出で立ちにふさわしいと思ったからだ。(ZagZag団員)
– 自分が闘いに赴く際の無粋な武装を纏ったままでいる事に気がつき慌てて裁縫屋に飛び込むとFloppy hatとFancy Dressを買い会場へと急いで足を運んだ。(ILIEL団員)

私自身のファッションについてはおおむね好評をいただいたようだが、そんな中で1人辛口のコメントを寄せてくれた団員がいた。新人団員のalianrhod団員である。
– ただひとつ不満なのは足元がサンダルであったことだ。ここはひとつわらじで決めていただきたかった。おしゃれは足元から!お願いします!サー!(alianrhod団員)

うむ。なかなか鋭い審美眼である。私は密かに次回からわらじを用意することを心に誓った。ただ者ではないと思っていたが、それもそのはず、そんな彼女から諸君に耳寄りな情報だ。ファッションの祭典、「ルナ★コレ」が今年も開催予定だという。我が銀蛇自警団も武勇に秀で、知性ある者たちの集団であると自負しているが、染料や練成の技術がますます発達した昨今のブリタニアでは、諸君の個性を外見から押しだして見るのも悪くあるまい。その際には「ルナ★コレ」のデザイナー諸氏の作品はまたとない手本となるだろう。

話を新年会に戻そう。会場が若干混雑していたため、諸君のファッションをすべてチェックできなかったが、ここに私含め、何名かのベストショットを掲載しておく。せっかくドレスアップしたのにピックアップされていないという団員がもしいたら、ぜひ私までSSを添えて連絡してほしい。また、この項目では今回ファッションリポーターに徹してくれたLayla団員のレポートを紹介しよう。

・UOリドル(トリビア)ゲーム
さて、余興として実施したトリビア・ゲームであったが、なかなかの盛り上がりで皆思いのほか楽しんでくれたようで嬉しく思う。途中で獅子舞たちによる、黒豆、伊達巻、伊勢海老などおせちのサービスもあったが、こちらも好評だったようだ。
– 我こそはとアピールする猛者たち。新年会という名の自警団優秀人材選出イベント。私も少しはアピールできていれば良いですが。。。あっ、せっかくのドレスが戦闘で破けちゃってる…(Cocoa団員)
– そういえばクイズの会場が柵で囲われていた。不正がないようにとのはからいかもしれないが、もしやあれは、巨大な重箱だったのかもしれない。団長は実は我々をおせちの材料にしようとしていたのではないか?!(匿名希望団員)

生きのいいおせち達も、かなりの激戦に2度全滅の憂き目を見た。2度目は若干人数が多かったので、初回に勝ち残った団員6名を我が銀蛇自警団のトリビア王として選出し、ここに健闘をたたえる。おめでとう!

(アルファベット順)
Alps Girl団員
Chocolate団員
Christina団員
Geese団員
J団員
seiran団員

当日のトリビア問題はよくまとまったHiroaki団員のレポートで振り返ってみることにしよう。問題については一部私の方で加筆修正をさせていただいた。まだまだブリタニアは我々の知り得ないトリビアの宝庫である。また、この場を借りて素晴らしいトリビアを提供してくれた匿名希望団員に、心よりお礼を申し上げる。

・鏡開き – 銀蛇自警団ふう
UOトリビアに美味しいおせちと酒で宴もたけなわ、ここでお待ちかねの鏡開きである。諸君の生声を紹介しよう。
– 団長があそんでいたししまいを呼び寄せ○Xクイズフィールドを囲んでいたフェンスを撤去し始めました。団員のだれかが「死死舞」と呼びましたがまさしくそのとおりだと思います。(Chocolate団員)
– 今日は大きい鏡餅をふたつも食べてしまった。みっつめはさすがに食べられなかった。(Ezogawa Tambo団員)
– 突っ込んでいったらやっぱり死んだ!(kottan団員)
– 「叩いてもいいのか?神様じゃないのか?」私の躊躇は次の瞬間に吹き飛んだ。-中略-「そうか(鏡餅。No(ノー)神様)これは鏡餅であって、神様ではない。と読むのか・・なんてこったい >_< / (Mareni団員) 一方でこんな感想もあった。 - 団長が自らの意思であれだけの強豪モンスターを召喚できるのであれば、今後は敵前で鏡開きをすればどうにでもなるのではないかと言う考えに至ったが、その辺りは胸に秘めておくつもりである。(匿名希望団員) う、うむ。秘めておいてくれたまえ。 ・Carla Desrynの謎 - 2人は当然顔見知り。 -中略- 「オレさぁー!自警団やってるんだぜ!」的なノリでブリの酒場あたりでナンパでもしたのだろう。(Rachel団員) そんなわけはなく…。 彼女ついては様々な情報と憶測が錯綜しているので、一度整理してみることにしよう。 まず、現時点では憶測するしかない彼女の素性である。彼女の名がDesrynであり、トリンシックの戦士ギルドにいたことから、多くの団員が彼女がかってのトリンシックの衛兵長、Finth Desrynと何らかの関係があるという仮説を立てると同時に、今までは曖昧だったFoAの輪郭をはっきりと見て取ったようだ。我が銀蛇自警団に今までにない緊張が走っている。 - 「Finth Desryn」彼は奥さんをFoAに殺されたそうです。FoA…ブラックロックの力でなにやら良くないことをしていた連中ですね。 -中略- もしFoAが絡んでいるとすれば、敵の規模がかなり大きくなります。(HAYATO団員) また、FoAでないにしてもシャドーロードやもっと得体の知れない者の気配を感じ取った団員も多い。 - シャドーロードの軍勢に攻め込まれた町の住民は怒り・恐慌・錯乱といった負の感情にとらわれ大混乱に陥った。その時の状況と、現在の社会不安とが重なって見える。(Shamo団員) 彼女の素性がわかれば彼女の言葉の信ぴょう性を推し量る材料にもなるが、逆に彼女の主張の裏付けを取ることで、彼女が信頼するに足る人物であるかどうか判断することも可能であろう。そこでまずはChocolate団員のレポートを抜粋して当日の彼女との会話を振り返ってみることにしよう。「彼」については後述するが、「彼」をFinth Desrynの妻を殺害したLord Jou'narではないかと仮説を立てている点も興味深い。

Carlaはこう主張している。近頃のブリタニアはますます治安が悪くなっており、あちこちで物盗りが横行し、物資の供給が滞った結果、物価が上がってあちこちで混乱が起こっていると。では実際に町の様子はどうなのであろうか?そこはさすが我が銀蛇自警団である。団員2名がぬかりなく町の人々の様子や物価について、綿密な調査を行っていたので2点抜粋して紹介しよう。

この2名の団員の所見では、町は概ねCarlaの主張した通りの様相を呈しているようだ。
ではなぜ信頼するに足る人物であるはずの彼女が窃盗の容疑で逮捕され、トリンシックではなく裁判所のあるユーまで護送されたのか?という謎が残る。
– トリンシックにも牢屋がありました。普通の物盗りであれば、そこに何日か突っ込まれて釈放の流れが普通じゃないでしょうか。-中略- 正直彼女には彼女しか知りえない情報を除けば、こんなユーの裁判所に送られるような大罪は無いのだ。つまり、彼女には何らかの手引きによってこの裁判所に送られなければいけない動機があるように思います。(You団員)
– 盗みが発覚した場合即座にガードが斬首の罰を与えるところ、生きたまま捕縛されたということは罪を犯していないのであろう。しかし容疑だけでYew監獄に捕えるというのはいかがなものか。よほど危険人物としてマークされていたのではないのだろうか。(Tao団員)
– 「我々に会いたがっている」(団長談)と言う割には何も頼まないし、何も渡さないし、大事なことは言おうとしない。ぶち込まれたショックなのか、自分の置かれた状況を把握していないのか、団長がいないとダメなのか、或いは単に団長のファンなのか。(Tokiwa団員)

私のファンかどうかはわからないが、直感的には彼女が自らの意思で動いていると言うよりは、何者かが目的を持って彼女を我々に接近させたようにも思える。一方でこんな見方もある。
– もし、誰かに狙われているのだとしたら、牢獄はある意味安全な場所ともいえる。(Leaf団員)

なるほど。鋭い指摘である。もしも我々の真の敵が他でもないFoAであるならば、彼女がFinth Desrynの関係者としてマークされている可能性は高い。
– もしCarlaがFinthの娘であるなら、母はFoAに殺され父はFoAと戦った英雄ということになる。その英雄の娘がトリンシックの戦士ギルドで盗みを働くなどということがあろうか?いや、英雄の娘であるからこそ、罪を着せられたか?(Cesario団員)

彼女の身元を引き受けるべきだという団員も何名かいたが、その点については慎重に調査を続行し、早い時期に結論を出すこととしたい。

・「母」と「彼」と「女の子」
ここでは彼女の会話の中に登場した人物について検証しよう。
Carlaの「母」、復讐を果たしたという「彼」、そしてそのために孤児になってしまったという「女の子」である。
まず最初に「母」である。単純にCarlaの母であると考えることもできるが、「邪悪な魔法」との関連から、LathiariとKyrniaという魔法使いの兄妹の関与を疑った団員が複数名存在した。一連の事件を振り返ってみると、「邪悪な魔法」はブラックロックを使ったアルマゲドンである可能性が高いが、ブラックロックほどの物質を取り扱うのは並大抵のことではない。諸君は覚えているだろうか。かって、このブリタニアにブラックロックに汚染された半透明の生物が数多く出現したことを。そしてJogugundもまさに汚染された状態で我々の前に現れたことを。だとしたら亡き母を蘇らせようとして暗黒魔術を使うほどの力を持ち、やがてその身をアンデッドに姿を変え、FoAの手先となった兄妹はうってつけなのではないだろうか。彼らは賢者ハンボルトの武器によって殺されたと伝えられているが、彼らの魔術を受け継いだ近しい者や、FoAの残党が今も息をひそめている可能性は十分にある。そしてCarla Desrynについては彼女と仲間は邪悪な魔法を阻止せんと活動しているという推理が成り立たないだろうか。
以上、この項目については大変優れたレポートが多かったが、ここはLethe団員、nana団員、Eleria団員のレポートを3つ続けて紹介する。

そして次に「彼」と「女の子」である。
団員には「彼」こそJogugundであるという仮説を立てた者が多かった。そして「女の子」はあのKorgulglinaではないかと。なるほど、ではJogugundが何らかの復讐を成し遂げ、その結果Korgulglinaが孤児になってしまったと仮定してみよう。KorgulglinaはJogugundを仲間だと言っていたので、彼女はその事実を知らない可能性が高い。そしてJogugundは良心の呵責に耐えかねてKolgulglinaの面倒を見ている。このような仮説が立てられるだろうか。では、その復讐とはいかにして始まり、どのようなものだったのだろうか。
ここである団員のレポートが目に留まった。Carlaをはじめ、Desryn一族が知り得る復讐劇、それはハーサムとクロワースのオーク討伐に他ならない。ロストランドができる前の遠い昔の、しかし今もブリタニアに色濃く影を落とす歴史を網羅した、seiran団員の渾身のレポートを紹介しよう。

Desrynやオーク族との関わりから見て「彼」をクロワースとする説はかなり信ぴょう性が高いように思われる。そして、「女の子」がオークであり、Korgulglinaである点についてもほぼ、疑いようがないと見て良いだろう。なぜならば、
– 「何故にCarlaが銀蛇自警団にこの話をしたいと言ったのか?」という点において、この話の中の娘が我々が知るKorgulglinaである可能性が浮かび上がってくる。(Happy団員)
からである。
CarlaとJogugundとKolgulglinaを結ぶ点と線はクロワースであり、そして我々であったということになる。

そして最後にKolgulglinaを軟禁する者の目的であるが、彼女が復讐心を持っているとしたら、その矛先を向ける対象であるはずのクロワースは既に他界している。Carlaの言う通り、因果が巡るのであれば、Kolgulglinaが巧妙に言いくるめられている可能性もあるが、そこで気になるのは驚くべき速さで語学を習得したKolgulglinaの能力である。時に速習を助けるというブラックロックの影響があったにせよ、彼女には何らかの能力が秘められているとは考えられないだろうか。
– Korgulglinaは、黒のフーデッド・シュラウドの人物の何かしらの利用目的として囚われていると考えられます。恐らくそれは邪悪な魔法を使う為に、Korgulglinaの体、または何かしらの能力を必要としているのではないでしょうか。(Aimai moko団員)

もしそうだとしたら?
– まずはオークガールの保護を優先したほうがいいかもしれませんぜ、団長。ご決断を!(Christina団員)

その通りだ。調査を急がねばなるまい。多くの謎を残したままだが、紙面の都合上いったんここで活動報告を〆させていただく。

・番外編
ここソーサリアにはいくつかのシャード(欠片)が存在するという話を聞いたことがある。我が銀蛇自警団の団員”I”が、その欠片世界のひとつであるSakuraに赴き、そこで行われたというレア・フェスティバルなるものの4冊にも及ぶ詳細なレポート、会場でふるまわれた酒、私へのお土産だと言う武器を携えてつい先ごろ帰還した。

素晴らしい武器である。これでオークの軍勢を一網打尽にせよとのことであろうか。異空間を隔てたYamatoの地より、厚くお礼を申し上げる。いつか私もSakuraを訪問することがかなうならば、ぜひ直接お会いして改めてお礼を申し上げたい。
そういえば我が銀蛇自警団でも、先日思いがけずレア・アイテムを入手した者がいたようだ。
– 黒豆のパラゴン箱がゲットできました。家宝にします。(あえて匿名)
パラゴン箱の色は黒だったのかどうか気になるところだ。

・総括
今回のレポートはいずれも諸君が古い文献を紐解き、懸命に取り組んだ跡が見てとれて興味深いものばかりだった。オークガールの能力とは何なのだろう、そしてCarlaの仲間とは誰なのだろう。まだまだ謎は多く残るが、Misto団員によるBrigandのWaldoの復讐劇の物語を読みふけりながら、Chocolate団員のお手製と思われるSalted Sea Bassをつまみ、Happy団員からのオゴリである銀蛇自警団 夜警用隠し酒をちびちびやっていると、歴史の重みがそのまま心地よいまどろみへと変わって行くようだった。Ami.S団員、Aimai moko団員、Cesario団員、JUNK団員、いつも差し入れをありがとう。sevenII団員に至っては、気を利かせてグリゼルダの酔いざましを持って来てくれた。ありがたい。これで突然の来客があっても、無様に酔っぱらった様を見せずに済むだろう。

来客?来客だと?

どこかでケタケタと子どもが笑うかのような声が聞こえる。いつか窓の外で見たオークの子どもだろうか。あるいは小さな親友が帰って来たのだろうか。ユーへ出かけると言って出て行ったきり、彼女は戻って来ていない。何やら胸騒ぎがするが、いやな予感を振り払うようにグラスの酒を一気にあおった。

くるくると良く動く愛くるしい瞳で、「サーは独身ですか!?」と聞いてきた新人団員のことを思い出して笑みがこぼれた。彼女の面影がありし日の女王に重なる。

あれはいつのことだっただろう。ユーの生家跡へお忍びで向かう女王の護衛を務めた時のことであっただろうか。連日の公務でお疲れだったと見えて、思わず寝入ってしまった女王の上半身が馬上からくず折れた瞬間、抱きかかえて差し上げたのは。鼻先をくすぐるブルネットの髪からは、日なたの匂いと清潔な石鹸の香りがして、なぜか私は胸が痛んだ。

つまらない話をしてしまった。見ての通り何もない詰め所だが、諸君がちょくちょく訪ねて来てくれればこんなに嬉しいことはない。

では諸君!次回のミッションでまた会おう!

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