第7回銀蛇自警団 活動報告

銀蛇自警団 団員諸君!

前回のミッションからひと月以上間があいてしまった今回のミッションだったが、諸君のことだから私の不在中もブリタニアの治安活動にいそしみ、市民たちのために尽くしてくれていたことと思う。そしていつもと変わらずミッションに赴いてくれた諸君にあらためて感謝申し上げる。くれぐれも無理のないペースでがんばってもらいたい。

さて、いつも通り諸連絡事項から始めたいと思う。
今回も我が銀蛇自警団では多くの新人団員を迎えた。大変喜ばしいことである。新人たちはもとより、ベテラン諸君にも活動の一助としてもらうべく、ブリタニア城の私の詰め所に今までの活動の主要場所を何か所かルーンブックにまとめておいた。ところが、これについて何名かの団員より、場所により注意喚起が必要とのアドバイスをいただいたので、注意書きを添えたことをご報告させていただく。nana団員、UO団員およびその他の団員諸君にお礼を申し上げる。なお、簡潔ながら以下に各所の人物について補足説明を追記しておくのでぜひ今後の活動の参考にしていただきたい。

1) Ophidian Lair — ロストランドの北側に位置するオフィディアンの居城。別名蛇城。軟禁されていると思しきオークガールのコーガルグリナ(Korgulglina)がいる。何の目的で囚われているかは依然謎のままであるが、一説にはコーガルグリナの持つ力を何者かが利用する目的でオフィディアンに監視をさせているらしい。コーガルグリナはオーク族ながら、驚異的な学習能力で短期間で人間の言葉を習得している。また彼女はその昔トリンシックの衛兵長を長年勤めて来たハーサム(Hartham)とその息子クロワース(Carwworth)がオーク討伐した際に孤児となったと言われている。かってオークに襲撃された村の唯一の生き残りこそ、クロワースその人であり、ハーサムはこのとき彼を養子にしたいきさつがある。

2) Conway the Fisherman — ファイアダンジョンのロストランド側入り口からほど近い沿岸で、日がな一日釣りをしている釣り師コンウェイの居所。ファイアエレメンタル、ラヴァサーペンツ、エフリートが徘徊する危険なエリアから一歩も動かず、そこに駐留し続ける真意は不明。一説によると何かの監視活動をしているらしい。また、多くの生物がブラックロックの影響を受けている中、彼だけは一切の影響を受けない点についても謎が残る。パイが好物。

3) Maurice the Tutor — パプアを気に入り、宿屋に宿泊する言語学者。様々な種族の言葉を自在に操り、オーク語に関しては権威である。このため、蛇城のコーガルグリナの家庭教師を務めているらしい。コンウェイ同様ブラックロックの影響を一切受けないことから、実は人間ではないのではないかという説が根強い。敵なのか味方なのかもようとして知れないが、その幅広い見識から我が銀蛇自警団にとって有益な情報を度々提供してくれている。

4) Yew Prison — クロワースの後任としてトリンシックの衛兵長となったフィンス・デスリン(Finth Desryn)の関係者と見られるカーラ・デスリン(Carla Desryn)が収監されている。フィンス・デスリンの妻はFoAと手を組んでいたと見られるロード・ジュナール(Lord Jou’nar)によって殺害されたと伝えられる。収監されたいきさつに不自然な点が多く、一説によれば、身の安全を確保するためにあえて窃盗を働き、収監されたらしい。FoAの残党が復活させようとしている「邪悪な魔法」を阻止するために活動する大規模な組織の存在がささやかれており、彼女もその一員であり、自分が知りえた情報を記した手紙を何らかの手段を使って獄中から投函したと言われている。

5) ※ リコ注意! The Alter — 蛇城から西にあるブラックロックとその結晶体のパワーが集積する岩盤に囲まれた場所に突如現れた祭壇。かってこの場所にはブラックゲートが出現し、何者かがブリタニアへの通路を開いたと見られる。大量の使役されたオークブルートがこのゲートを通じて出現したと言われており、Jogugund(ジョグガンド)は使役オークブルートの取りまとめ役でもあるらしい。しかしあまりにも強大なブラックロックパワーに汚染された地域での活動は、ジョグガンドの体の汚染を相当にすすめたと見られる。

ここからいよいよ本題に入る。

今回回収レポート: 59冊

聞き込み調査を行う対象がかなり拡大したため、今回のレポートの作成は困難を極めたことと思う。それにも関わらず多くの団員が非常に優れた有益なレポートを提出してくれた。心より感謝申し上げる。

・ベストレポーターの表彰
諸君も知っての通り、我が銀蛇自警団には個性豊かな団員が揃っている。文章のうまい、へた以上にキラリと光る独自の感性を持った多くの団員にも受賞のチャンスを拡大するため、前回受賞者で今回ノミネートされた団員については別枠を設け、特製のブーツを進呈することにした。表記はダブレットと同様、“The Best Reporter of The Vigilante of Silver Serpent”となっており、文字通り足で歩いて情報収集する我が銀蛇自警団に相応しい記念品であると確信している。
– 服を仕立てたり皮をなめして靴を拵(こしら)えたり サーはなかなかに器用なお方とお見受けいたします(alianrhod団員)

前回より大分縫い目も揃って来たとは思うが、プロの目から見ればまだまだであろう。たまには着用していただければこんなに嬉しいことはない。
なお、選にもれた団員についてもあきらめずに挑戦し続けてもらいたい。何度も言うが、受賞に及ばなくとも毎回素晴らしいレポートを読むことは私にとって活動の原動力となっている。時に吹き出したり、ホロリとしたり、なるほどとうならさせられたりしながら有意義な時間を過ごさせてもらっている。今回20名という選出枠の拡大により、少なからず驚いた団員もいたようで、ほとんどはレポートに感謝と新たな決意を綴ってくれたが、ここではあえて驚きととまどいの声を一部紹介しよう。
– もらっても、全然嬉しくないに決まってるだろ。すぐに保険かけて、後で服ブレスをかけようなんて、まったく思ってないからな!(seven II団員)
– ま、まだすこし肌寒いからちょっとだけなら着てあげてもいいわ!(Lio Leia団員)

ブレスディードを配給できないのが心苦しいが、なんとか調達してちょっとだけ着ていただければ幸いである。

・それぞれの夢
さて今回のテーマは諸君もご存知の通り、“夢”である。
しかし、聞き込み調査対象の拡大、
– 「ぶら~と、ブラッドダンジョン」(匿名希望団員)

とブラッドダンジョンへの血清取得のための遠征等ハイレベルなミッションに多くの団員はかなり難儀したことと思う。
– 一生ついていきます!(Kazu団員)

という前向きな声も多く聞かれた一方で、
– 今回も複雑になり過ぎてよくわかりませんでした。EI鍛えてきます。(liavelt団員)
– クエストを受けてないものは私について来たまえ、と言われたはいいがサーファントムを見失いミッション終了(Rousoku Man団員)
– でももう二度とブラッドダンジョンのあの血エレもどきには会いたくないです…(Tokiwa団員)
– You Are Dead! 以上です。(Musashi団員)

という悲痛な叫びも聞かれた。
諸君が無事血清を取得し、シロンのもとへ報告を済ませて山越えを完了し、ジュカ砦跡の調査へ赴くことができたことを願っている。また、師アドラナスの所在をつきとめた団員数名から、あの地下の小部屋から脱出不能になったとの連絡を受けた。これもまた時空間の不安定がもたらすゲートの消失と見られるが、団員諸君を危険な目に遭わせたことを深くお詫び申し上げる。

話を戻そう。今回は諸君の地道な調査により、各々の夢が「玉突き」のように入れ替わっていることが判明した。順を追って見てみよう。スタート地点はブリのガードポストにいるロイヤルガードのカーチス(Curtis)である。では、カーチスは誰の夢を見ていたのだろうか?カーチスはユー監獄のカーラの夢を見ていたのである。図解するとこうなる。
カーチス → カーラ → ジョグガンド → コンウェイ → 元シロン ザーン → モーリス → コーガルグリナ → ダーシャ

よって常に正解はない我が銀蛇自警団の調査であるが、今回に限ってはダーシャの夢を見ていたのはオークガールのコーガルグリナであったことが判明している。そして私自身の夢は行方がわからなくなっていた師アドラナスの居所と不思議な符合を見せており、夢の中の私はカーチスに会っているのである。ダーシャ自身は切り取られた夢の手前で、いつも私に支援要請をしていたことがわかっている。夢とは一体何であろうか。
– 夢もまた、「経験」と言われる。他の者の夢を見ることが、彼らにどのような影響を与えるのだろう。(Layla団員)
– 夢が… 現実を浸食しようというのか?(nemu団員)
– 夢はかなえるもの(ZagZag団員)

ここでまずはいつものように当日の流れを振り返ってみることにする。当日の出来事を一言で言い表してくれたkaro団員、簡潔に当日の流れをまとめてくれたHiroaki団員、夢の学術的な記述により一層深いEleria団員のレポートを紹介しよう。また、当日の詳細なログを追ってくれたChocolate団員、Misto団員、およびページ数の関係で当サイト上では公開を断念したKoumei団員、alianrhod団員、Mareni団員、青い魔女の不思議な夢を報告してくれたki na ko団員のレポート以上6点を、EMリワードホールに展示させてもらうよう手配したので興味のある者は見にいってもらいたい。

さて、ここからは諸君が調査してくれた対象一人ひとりの夢を取りあげて行くことにしよう。

・カーチスの夢
ブリのガードポストにいるロイヤルガードのカーチスは獄中から手紙を出す夢を見ている。カーラの夢に間違いない。

・カーラの夢
カーラは不思議な人物で、その正体もさることながら常にブリタニアにおける異変について一定の情報を持っているように思う。その背後にはFoAに対抗する勢力の存在がささやかれており、今後も彼女から目が離せない。彼女の言う時空間に作用している大きな力はブリタニアにどのような作用をもたらしているのだろうか。また、誰が、どのような目的でそれを行っているのだろうか。
– Britain下水道のロストランド側出口の近くにあった、黒い水晶が消滅していた。Carlaの言っていた地殻の変動と関連があるのだろうか。もし、そうだとすると、地中から何かが覚醒してしまうのかもしれない。(Leaf団員)
– 何者かによって、エクソダスがジュカを現代に送りこんだように、また均衡を破ろうと時空間を捻じ曲げる魔法が使われようとしているのかも知れない。(Lethe団員)

・ジョグガンドの夢
彼の夢について述べる前に、彼の様子について少し考察してみよう。
奇妙なことに彼の体はブラックロックに汚染されていた状況から一転して元通りになっていた。しかしながら体が動かないと言っていた彼の言葉は、なにやら我々が夢を見ているときにかかる「金縛り」を連想させ、予断を許さない印象も受ける。
– 夢のせいでブラックロック汚染から解放されているではないですか。-中略- 今回出てきた治療アイテム、血の血清これが治療に使えたらいいなと思いつつ、汚染されていないという海路から、無事里帰りできることを願っています。(Lei団員)

これは非常に鋭い指摘である。もしや、ブラッドダンジョンで取得できる血清はブラック・ロック汚染の治療に使用することができるのではないか?もともとはイルシェナーのガーゴイルシティにかくまわれているシロンのウェイマスターの治療のために必要とされた血清であるが、ジョグガンド、もしくは周辺の誰かがこれを入手し、治療に用いた可能性はないだろうか?今後の調査が待たれる。しかし、一方でこのような指摘もある。
– コーガルグリナを使っての邪悪な魔法は夢の支配? -中略- ジョググンドがブラックロックの汚染から解放されている事から、ブラックロックを運ぶ仕事は終わり、魔法は完成間近、もしくは夢が入れ替わり始めている事からもう完成しているのかもしれない。(Second wa-zu団員)

なるほど。魔法が完成したとは考えたくないが、いずれにしても一刻も早く諸悪の根源を突きとめ、これを排除しなくてはならないだろう。

次に彼の見ていた夢であるが、彼は釣り人コンウェイの夢を見ており、一日中釣りをしながら油断なく辺りを警戒しているのだと言っていた。思いがけずコンウェイがただの釣り人ではないことが露呈した結果となっている。この夢に注目した団員は多い。
– 私は釣り師には警戒しなければならない別の理由があるのではないかと思っている。重要人物の中でも一番のんびりとしているように見えていただけに、今回の調査で釣り師の素顔にも興味が出てきた次第である。(匿名希望団員)
– Conwayについても少なからず正体の片鱗が見えてきたと言えます。-中略- 今の段階でConwayが黒いフーデッドシュラウドの男の側の人物なのかは不明ですが、Carla Desrynの言う「仲間」の一人でもあるという可能性も出てきたと思われます。(Aimai moko団員)

ここではカーラの話とジョグガンドの様子に考察を絞り込み、深く掘り下げてくれたHappy団員のレポートを紹介する。

・コンウェイの夢
彼は燻製ニシンを携えて戦場で戦う夢を見たという。カーチスの夢ではないかと疑った者もいたが、カーチスはロイヤルガードであるため、戦地には赴かないと思われるので、ここは元シロン ザーンの夢であるとする説が有力である。

・元シロン ザーンの夢
彼からは夢の調査の副産物として、ジュカという種族についての多くの情報を得ることができた。そして武道ひとすじの人生を歩んで来た彼が思いがけず複数の言語を操る夢を見たことは、我々にこの夢の「玉突き」が、種族や性別、職業の枠を超えて起こっていること示唆してくれている。
– 彼の語るジュカという種族の在り方は我々が信奉する八徳の名誉や武勇に通じるところが垣間見えた。(nana団員)

その通りである。

・モーリスの夢
パプアが気に入って宿屋に宿泊を続けるモーリスが見た夢は仲間をどんどん殺され、何度も「w’ruum?」と叫ぶ夢を見ている。彼はその様子を無力な子どもさながらであったと述懐している。オーク語をしゃべっていることとその状況からコーガルグリナの夢と推察される。

・コーガルグリナの夢
アドラナスは自分たちの夢を二度とエクソダスが支配することのないよう「細工」をしたと言った。このため、今回の夢の「玉突き」こそミーアたちの夢を意識的に混乱させた細工だったのではないかという見方が有力である。しかし失われたダーシャの夢を見ていたのが他でもないコーガルグリナであり、彼女が秘めたる力を持っていると思しきことは、団員誰しもが認識しており、彼女が今回の出来事に何らかの形で関与している可能性も捨てきれない。
– 何か特殊な力を持っているというのも不確定ではあるが、過去の調査から今回の夢のことからもコーガルグリナが何かしらのキーを持っている予感がしてならない。(Christina団員)

・アドラナスの夢
アドラナスの夢を見た者が誰であるかは、今回の調査では残念ながらはっきりしなかった。しかしそもそもアドラナスは夢を見ていたのだろうか?ダーシャによれば彼自身はこう語っている。「私たちは自らの終わりを夢見て、しかしそこから疎外された。その夢の中で私は皆を殺してしまった」と。彼は1000年の長きにわたって眠らずにミーアの墓守をしていくうち、夢と現実の区別がつかなくなってしまったのだと。いや、そもそも眠らないのであるから夢など見ないということなのだろうか。彼にとって一体何が夢で何が現実なのであろうか。
そして今回の夢の「玉突き」はアドラナスによれは彼自身によって引き起こされたものである。しかし、それは混乱を引き起こすための単なる細工ではなく、別な目的を持っているのではないかと多くの団員が感じていたようだ。
– これはあくまでも推測でしかないが、Adranathがかって見た夢を何者かが現実にしようとしている、もしくはAdranathは夢を見ていたのではなく時空を捻じ曲げて現代に起こった事を夢と認識しているのではないか、ということである。(nana団員)
– 今起こってる夢による他のものとの意識のシンクロ エグソダスの意識を盗み見るためのものなのかもしれない(kottan団員)

また、どうも今回のレポートを見る限り、ユーの腐敗やジュカをとり逃した歴史を知る多くの団員たちにとってアドラナスに対する評価は低いようでもある。
– ダーシャはドーン女王とマブダチでもあるが、ミーア一族の変わり者である、ミーア族全てが同じ悪夢を見るが、彼女だけ同じ夢を見ないとしてもあまり違和感は感じないけど、それは横に置いといて。ついでに長老アドラナスは詰めが甘いので有名。(Namida団員)
– 種族も関係なく入れ替わってるのは彼の言う「細工」が暴走しているのか、それとも夢を支配するというエクソダスの影響がミーアとジュカに留まらずわれわれ人間やオークにまで及んでいる為なのか。(ILIEL団員)

また妙なことをしなければ良いが、というのが団員たちの本音のようである。

・番外編
イルシェナーでFinniganという名の墓荒らしが目撃されたようだ。
– 貴重な遺産に手をつけるほど、財政困難な状況なんだろうか…。(seven II団員)

同姓同名の別人であろうが、案外マフィンを渡せばこちらの話を聞いてくれたかも知れない。

・総括
ブリタニアの治安は日々混沌として来ているように思う。
ついつい団員たちの差し入れの酒に手が伸びてしまうところだが、最近は物資が不足している市民たちの元へ届けることにしている。そういえばAmi.S団員がワインとともにわさびを差し入れてくれたが、これは昨今のブリタニアの流行りなのだろうか?少し勇気がいる組み合わせだが、これはぜひ試してみるつもりである。
ところでミッション当日に徒歩の私をみかねてナマコを差し出してくれたdona団員にこの場を借りて厚くお礼を申し上げる。Aimai moko団員がブリの雑貨屋付近で野生化したナマコを見たという報告を寄せてくれたが、私の愛馬…もとい、愛ナマコではないので安心してほしい。2頭とも大変元気にしている。
ブリ市街地では最近イルシェナーのガーゴイルシティ産と見られる謎の樽が放置されているようだ。ロイヤルガードのカーチスによれば、中味がはっきりするまで彼らも迂闊に近寄れないとのこと。憂うべき事態である。我々も近いうちに調査に駆り出される可能性があることは覚悟しておかなくてはなるまい。銀蛇自警団と8徳とともにある私に休みはない。
夜も更けて来た。めずらしく静かな夜だ。ブリタニアは雪解けの季節を迎え、ここブリタニア城の詰め所も、ふくいくとした春の気配を含んだ空気に満たされている。今宵はつかの間の静寂を、心ゆくまで楽しむとしよう。

では諸君、次回のミッションでまた会おう!

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