第9回 銀蛇自警団出動指令 – 小さな使者と名誉の騎士

ファントム卿と呼ばれた男は紫色に輝くクリスタルを見つめながら、それを持ちこんだ団員にこう尋ねた。
「すると君はこのクリスタルがゴーレムを動かしていると言うのだね?」
団員は神妙な面持ちで答えた。
「はい。ゴーレムやエクソダスオーバーシーアといった機械生命体は動きを止めてもこのクリスタルが破壊されずに残るのです。熟練の細工師たちはこのクリスタルを使ってゴーレムを再生させることができるのです。」
ファントム卿は先を促した。
「師スーテックはブラックロックに汚染された物質と、いくつかの材料を組み合わせて機械生物を作り出そうとしました。確証はありませんが、とっくに絶滅したと思われていたブラックロックゴーレムが今頃出現したのは、このクリスタルと等しい作用をもたらす部品と、高度な細工の技術の両方が使われた可能性が高いのではないかと思います。」
「それで?それについて師スーテックは何とおっしゃったんだね?」
「はい。師スーテックは変わらずアビスの研究所にいらっしゃいました。それは良いのですが、突然歩きまわっては立ち止り、はて、何をしようとしていたんだったかな?などとつぶやきながら、こちらの話をまったく聞いてくれません。」
「ふむ……。」
天才とはとかく凡人には思いもかけない行動を取るものであるが、カーラの葬儀で見せた師スーテックの切ないほどに優しげなまなざしを思い出して、団員の報告とのあまりの乖離ぶりに、ファントム卿はやや青みがかった銀髪に両の手の指を差しこむようにして頭をかかえた。彼の率いる銀蛇自警団の生真面目そうな団員は、そんなファントム卿を見かねたように再び口を開いた。
「サー。実はもう一人、ゴーレムについて明るい者に心当たりがございます。」
ファントム卿は頭をかきむしっていた手を止めて、ゆっくりと顔を上げた。

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日時:6月21日(木)夜10時より開始
場所:フェルッカ、トリンシック“The Keg and Anchor”(六分儀座標: 102o 39’S, 43o 35’E)
※ 今回はフェルッカのガード圏内での集合となります。二ジェルムEMホールよりゲート設置予定。

◆ 平日の定期イベント(毎月第3木曜日)の第9回となります。
◆ ミッションを受け、自らの足で調査、情報収集を行い、レポートにまとめて提出します。
◆ イベントチャンネルVSS(#なし) にお入りください。
◆ 戦闘準備の上、お越しください。
◆ 予期せぬ出来事が発生するかも知れません!貴重品はなるべく持ち込まないよう、お願いします。
◆ 本イベントは階級を定め、貢献度に応じて定期的に団員の表彰を行うポイント制のイベントです。
◆ 以下に該当の場合、あるいはEMが問題ありと判断した場合はコールのうえ、
  イベント中止の措置を取らせていただく場合があります。
  - イベント進行の妨害、かく乱行為。
  - EM、あるいはほかのプレーヤーに対する侮辱的発言、またはそれに準ずる行為。
◆ 皆さんのイベントです。マナーを守って楽しく参加しましょう!

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