アラナーの不可思議で驚くべきものたち
~Alagner’s Book of Marvelous and Astonishing Things

by Alagner

これはアラナーによる、不可思議なものからありふれたものまであらゆる物質についてまとめた本です。この本には私が研究の最中に発見したたくさんの魅力的な物質が簡略化されてまとめられています。ありふれたものの興味深い使い方から、魅力的な魔法の失敗作に至るまで網羅しています。どうぞ、お読みになってブリタニアの様々な世界をお楽しみください。

ポーション: 数百年の歴史の中で興味深いのは、0207年頃の小賢しい覗き魔のなんとも不名誉な事件です。そのポーションが一体何をしたのかと尋ねる者もありましたが、X線のような視野をもたらす魔法のポーションの用途や誤った使用が広く知れ渡るにつけ、すべての高潔なメイジや錬金術師たちはこの驚くべきポーションの製造から手を引かざるを得なくなったのです。そしてこれらのポーションが使用禁止となったことで、ホワイトポーションという呼称も次第に廃れ、あまり知られていなかった混合物(皮肉なことにこれは私が見ることができた本物のX線ポーションよりもはるかに白いのです。詳細についてはアラナーの秘法の索引15番をご参照ください)、一般的な照明ポーションに置き換えられるようになったのです。

空飛ぶ絨毯: 復刻された魔法です。空飛ぶ絨毯はアバタールが伝説のクエストにおいて、かの王を3人のシャドウロードから救うために必要としたものであることを、多くの皆さんがご存知であることは疑いようがないでしょう。しかし、この魅力的な魔法が再発見され、私の情報筋によれば秘匿されたことを知っているのはごく少数であり、それはダスタード(デスパイスだったかも知れない。いつもこの2つを混同してしまう。メモ: 出版前に見直すこと)の中だということです。

この驚くべき絨毯は水や沼の上を難なく飛び、冒険者たちにとってはすばらしい道具であり、アバタールにとっては必需品だったということである。(こぼれ話: 古い記録によるとこのカーペットは地面から数インチしか浮かび上がらなかったため、製作者はこれを失敗作だと考えていたらしい)

ワンド: 恐ろしい武器のトリオです。この3種類のワンドは明らかに戦闘において不利な魔法使いを殺人マシンに変えることを目的として作られたようです。また、これらは耐久が減ることがなく(小さな魔法と侮るなかれ、断っておきますが、それでいてこれは誰もが即座に製作可能なのです)、このサイズではもっとも恐るべき武器かも知れません。

炎ワンド: このワンドは燃えさかる死のボルトを放ちます。あらゆる記録に大虐殺は「驚異的」であったと記されています。

ライトニングワンド: ワンドから放たれる雷ボルトは炎ワンドと同じくらい壊滅的な効果をもたらします。しかし、ライトニングワンドの支持者に言わせると「死体の見た目と臭いははるかにまし」ということです。

魔法使いのワンド: 一般的な弓より若干殺傷力に勝る程度ですが、このワンドは2つの興味深い側面があるため、極めて有効だとされています。この杖によるダメージは最も魔術的な性質を持っており、魔法使いを苦しめるようなモンスターに対してより効果を発するということと、チャージが減らないということです。もしあなたがパワーと耐久性を気にされるなら、この杖がおすすめです。

シルバーサーペントの毒: メイジの夢であり、若者にとっては身の破滅とされました。遠い昔、この秘薬を集めることを可能にした技術は魔術界の新時代の到来を予見させました。それは高位魔法の典型でしたが、残念なことに濫用されるにつけ取り締まりがされるようになりました。この秘薬を直接服用することによって得られる効果は筋力増強ですが、この一時的な効果と引き換えに体は取り返しのつかないダメージを受けることになります。
不幸なことに、この副作用はこの秘薬を用いて何度でも詠唱を試みさせるのです。高き山に住まう魔法使いのGarok Al-Mat(ガーロク・アルマート)は病に倒れる前、この毒と、スパイダーシルクと巨大な蜂の花粉との調合を試みていました。彼の望みはこれらの秘薬の長所を結びつけて、予言に効果的な秘薬へと昇華させることでした。しかし、その研究は永遠に失われてしまいました。

破滅の鍬: 偶然による産物です。もっとも最近に作られたアイテムの一つですが、もともとは遡ること数年前、ある一人のメイジ(その辺にいる毒にも薬にもならないメイジ)が後にメイジ全員が罹患した病気に最初に罹った時、壊れた鍬の修理を農夫から、剣に魔力の注入を戦士から同時に頼まれたことが発端でした。皮肉なことに、おそらくは彼の二度と繰り返されることのない魔力の注入が行われた鍬が、今日の優れた近接用武器としてもたらされることとなったのです。この鍬は特徴的な赤色をしており、先端部が光っているので見分けることができます。このような鍬を見かけたら注意してください。

(下記のアイテムは現時点では出版にあたってさらなる調査が必要。)

ファイアドゥームスタッフ: 致死の化身です。ターゲットを追尾する爆発する火の玉を発射するこのスタッフは、おそらくヒューマンとガーゴイル共存の時代においてすべての魔力のある武器の中でもっとも致命的なものではないでしょうか。しかし、威力のある魔法の武器は大体において消耗が激しく、発見することは難しいでしょう。

グレートダガー: すばらしい発想ですが面白みに欠けます。このダガーは今まで作られた中でもっとも巧妙にして経済的なアイテムかも知れません。見た目は普通のダガーに見えますが、柄の先端には赤い石が嵌っていて大きなものより経済的です。しかしこのダガーで攻撃するとそれは両手武器の剣に変化するのです。これは隠し持つのに便利であり、ベルトに付けても軽量ですが、両手武器の剣ほど威力があるわけではありません(もちろん弱すぎるわけでもありません)。

グラスソード: 歴史的な死の遺産です。一回使い切りのこの剣は、ほとんどすべてのクリーチャーを一撃で倒すことができますが、二回目はほとんど役に立ちません。その他の様々な魔法の武器について。ほとんどの場合、ささやかな魔法の才能の持ち主であれば、魔力のある武器、装備品、その他の付属品は規則的な輝きをまとっていることから見分けることができます。しかし、しばしば色味はそのアイテムが与えられた特性についてより雄弁に語ります。たとえば、緑色部分は毒を意味します。

スターバースト: 空に浮かぶ死の大群です。もともとは運搬可能な小さな武器として設計されましたが、魔法で包まれた星が投げ込まれて標的に接触すると、いくつもの同じような星となって分散します。決してものすごく破壊的というわけではありませんが、小さい割りに効果的な防御を行うことができます。さらに小さいことから予備としてたくさん持ち運ぶことができます。

バーストアロー: 範囲攻撃を行う矢です。矢は通常の矢と同じように機能しますが、命中すると爆発して幾千もの死の破片となる。

マジックブーメラン: 投げた後再び戻って来ます。魔法のブーメランとガーゴイル種族の組み合わせは、魔法の剣と人間の戦士の組み合わせに相当します。彼らのもっとも普遍的な武器、ブーメランには壁や固い物質を通り抜けてまだなお戻って来るという驚くべき能力があります。山での狩りに適しているでしょう。毒のダガー: 暗殺者の道具です。このかすかに光る緑色をしたダガーは実際に毒を持つシーサーペントの牙を強化して通常のダガーの柄に取り付けたものです。毒を仕込まれた刃はその犠牲者に遅効性の毒を注ぎ込みますが、よく壊れます。これは完璧な暗殺武器です(アラナーの歴史の中の、ヨハンIV世の暗殺(54ページ)を参照してください)。

ストーンハーピー: ストーンハーピーはとある魔術師のひねくれた心と、ロード・スペクトランの誇大妄想の産物です。生き物が近づくと動き出すように魔法が掛けられていると考えられています。

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